2024/09/09

全校道徳 「祖父母世代に聴く~戦前、戦後間もない頃~」

 3年生は社会科における夏休み課題で、身近な祖父母世代に戦争体験等を聞き取りをして、レポートにする取組を行いました。本日6時間目に全校道徳として、それを1,2年生に発表し、戦争の脅威などについて全校で考える機会としました。









 私たち日本人が忘れてはならない日が3日はあります。「悲しみの日」として、ずうっと心に刻み続かなければならない日です。8月6日、広島への原爆投下。そして、8月9日、長崎への原爆投下。もう1つが8月15日、終戦記念日(これは悲しみが終わった日でしょうか。)いずれも今から79年も前のことですが、今の私たちの社会や生活と決して無関係なできごとではありません。広島の原爆投下では約14万人、長崎では約7万4千人が亡くなっています。こうした多くの人々の命と大変な犠牲の上に今日の社会が成り立っているのだということを忘れてはいけないと思うのです。それを語ってくれたのが君たちの祖父母世代であり、1,2年生に伝えたのが3年生です。
 平和、命、そして何よりも自分たちの未来を大切にするため、「悲しかった戦前、戦後」のことを考える機会となったことと思います。