2026/02/02

1年数学「投影図」

 本日の1年生の数学の授業では、第6章「立体の見方と調べ方」より、「投影図」の学習を行いました。

普段私たちが目にしている「立体」を、ある一方向から見て平面に表す方法について深く掘り下げました。


授業では、立体を正面から見た図(立面図)と真上から見た図(平面図)がどのように組み合わさるかを視覚的に確認しました。 



この2つを組み合わせて立体の形を捉える学習ですが、授業の中で非常に興味深い問いがありました。

「立面図も平面図も同じ長方形。さて、この立体の正体は?」

答えは1つではありません。四角柱かもしれないし、あるいは円柱かもしれません。正面と真上、二つの視点だけでは、その立体の「真の姿」を決めきることはできないのです。

正体を突き止めるには、もう一つの視点、つまり「側面板」が必要になります。 これは、私たち人間関係や自己理解にも通じるのではないでしょうか。

私たちはつい、誰かの行動の「一面」だけを見て、その人の性格を決めつけてしまうことがあります。 しかし、数学の世界で視点を変えると図形の見え方が変わるように、人間も見る角度によって全く違う姿が現れます。

 例えば、ある場面では「頑固」に見える欠点も、別の視点から見れば「意志が強い」という長所になります。「おしゃべり」は「社交的」に、「慎重すぎる」は「思慮深い」に。

たった一面の投影図でその人の価値を決めつけるのではなく、多面的に、多角的に関わってみる。 「横から見たらどうだろう?」そうやって視点を増やしていくことで、お互いの本当の良さが見えてくるはずです。

ちょっと長くなってしまいましたが、今日の学びを通して、「物事には多様な側面がある」ことを実感し、自分や友だちの新しい一面を見つけ出せるような、そんな豊かな視点を持ってほしいと願っています。